2016年4月14日木曜日

お風呂で急に立ち上がると星が飛ぶ。

お風呂で急に立ち上がると星が飛ぶ。
こういう仕組みで発生しているのかな?

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星が飛ぶといっても、キラキラした光が見える、白いものがちらつく、光が走る、あるいはギザギザした線や歯車のようなものが点滅するなど、人によって表現方法は様々ですが、視界に何らかの光もしくは影が入り込んで見える症状が起こるようです。

この症状の方は、低血圧や貧血症の方に多いです。急に立ち上がったときには、重力により血液が下半身にたまり、心臓に戻ってくる血液が減少するので、心拍出量が低下し、血圧が低下する傾向にあります。

ふつうは交感神経の働きにより、反射的に末梢の動静脈が収縮し、心拍数も増加することによって、血圧が過度に低下するのを抑えていますが、低血圧・貧血症の方は、栄養不足のために自律神経の働きが阻害され、起立による低血圧がおこると考えられています。

http://www.miyake-naika.or.jp/03_katei/otona_tatikurami.html
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自律神経の重要な働きの一つは脳の血流を守ることです。横になっている時に全身を平均的に流れている血液は、起きあがると血液そのものの重力の影響で足の方にたまってしまいます。すると脳が血液不足になりふらつきやひどいと失神を起こします。

健康な人ではそうなる前に自律神経が働いて血管を収縮させ、血液が下の方に一気に落下するのを予防しています。ところが自律神経の働きが弱いと、これが十分にできなくなります。これが立ちくらみの原因です。自律神経失調症とは、TPOに応じて働かなければならない自律神経の機能が鈍ったり、働きが悪くなることを指しています。
http://www.miyake-naika.or.jp/03_katei/otona_tatikurami.html
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